近藤健介選手が来島 WBC、世界一奪還に貢献 7年連続の自主トレ、7人参加 徳之島

2024年01月07日

スポーツ

記念撮影で野球少年らに囲まれる近藤健介選手(中央)=6日、徳之島空港

【徳之島総局】昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍したプロ野球福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手(30)らが6日、自主トレーニングのために空路で徳之島入りした。徳之島での自主トレは7年連続で今回は選手計7人が参加。21日までの約2週間を予定している。

 

近藤選手はプロ屈指の選球眼と打撃センスの持ち主と名高く、昨年のWBCでは全試合に先発出場し、攻守で日本の世界一奪還に貢献した。徳之島では2018年から自主トレを実施している。

 

他球団の選手らも参加する自主トレは「近藤塾」とも称され、今回は千葉ロッテマリーンズの藤岡裕大選手、オリックス・バファローズの西川龍馬選手、石川亮選手、阪神タイガースの渡邉諒選手、広島東洋カープの大盛穂選手、横浜DeNAベイスターズの森敬斗選手が参加。11日には天城町総合運動公園野球場で公開トレーニングを予定している。

 

徳之島空港の到着ロビーには岡前野球スポーツ少年団、天城サンダーズの児童や見物客ら約100人が詰め掛けて選手らを歓迎。近藤選手は「徳之島に帰って来てまた1年が始まるなという気持ち。ぜひ練習の見学にも来てほしい」と児童らに呼び掛けた。

 

小林健君(岡前小6年)は「韓国戦でのホームランなどWBCでの活躍に多くの感動をもらった」と近藤さんに感謝を込め、「徳之島での自主トレを頑張って今年も素晴らしいプレーを見せてほしい」とエールを送った。