4種目に練習の成果発揮 10周年記念ミニ記録会 NJ陸上クラブ(奄美市)

2022年07月07日

スポーツ

10周年記念のミニ記録会で快走する児童ら=4日、奄美市の名瀬運動公園

設立10周年を迎えた奄美市名瀬のNJ陸上クラブ(本山末男代表)は4日、同市の名瀬運動公園陸上競技場で節目の年を記念したミニ記録会を開いた。会員や保護者、関係者など約30人が参加。4種目で競い爽やかな汗を流した。

 

スポーツ初心者の子どもたちが気軽に走る練習ができる場として2012年に設立。現在、同市名瀬の小中学生と一般女子の計25人が所属している。走るための正しいフォームを身に付けることを目指し、それぞれの成長過程や競技種目にあった無理のないトレーニングを実践している。

 

記録会は日ごろの練習の成果を発揮するとともに、公式の大会などに参加したことがない会員に記録会を経験してもらうことが目的。競技種目は100メートル、200メートル、1000メートル、400メートルリレーで、学年ごとに児童生徒らが元気よく快走した。リレーでは全員で100メートルずつバトンをつなぎ、会員同士が交流を深めた。

 

名瀬小4年の米田陸君(8)は「走ることが好き。リレーが楽しかった」と笑顔。設立当初から同クラブに所属している村田ひろみさん(51)は「体を動かす楽しさや達成感を味わえる。無理のなく練習し長いスパンで続けていくことが目標」と話した。

 

本山代表(63)は「関係者の協力のおかげで10周年を迎えることができた。子どもたちの可能性は無限大。フォームづくりを徹底した練習で、将来いろんなスポーツをする時の基礎ができれば」と語った。