Bクラス死守に全力 きょう県地区対抗女子駅伝

2020年01月26日

スポーツ

Bクラス死守を目標に掲げ、健闘を誓う大島地区選手団=25日、霧島市隼人体育館

Bクラス死守を目標に掲げ、健闘を誓う大島地区選手団=25日、霧島市隼人体育館

 第33回鹿児島県地区対抗女子駅伝競走大会(県、県教育委員会、MBC南日本放送主催)は26日、霧島市隼人運動場を発着点に6区間21・0975㌔のコースである。県内12地区から中学生以上のランナーが出場して競う。大島地区は昨年総合8位でBクラスを維持した。大会に向けて備秀朗監督(58)は「現時点で最善のメンバーを選んだ。1時間15分を目標に8位以内に入ってBクラスを死守したい」と意気込んだ。

 

 大島地区から出走を予定しているのは、1区・久保愛結美(鹿児島銀行、金久中出身)、2区・泉賀奈子(タラソおきのえらぶ)、3区・永田侑希(笠利中3年)、4区・豊紅茉(奄美高2年)、5区・加藤美友(瀬戸内徳洲会)、6区・栄まひる(鹿児島高1年、古仁屋中出身)。

 

 選手団は25日、現地で合流してコースを試走し、午後3時から霧島市の隼人体体育館であった開会式に参加。求昌純コーチ(62)はチーム紹介で「例年は高校生を中心としたチームだが、一般、社会人がチームをまとめてくれた。26日は他チームの胸も借りながら霧島路を走り抜けたい」と健闘を誓った。

 

 2年ぶりに出走する1区の久保は「不安も大きいが、とにかく全力を尽くすのみ」、昨年の5区から2区に移った泉は「目標の10分切りに向け、ガンガン走りたい。レースに向けてわくわくしている」、初出場で3区を走る永田は「応援してくれる人々の思いも力にして、次のランナーに笑顔でタスキをつなぎたい」と意気込んだ。

 

 同じく初出場で4区を走る豊は「持てる力を100パーセント出し切りたい。目標の14分20秒切りを目指す」、転勤のため今年が最後の出走となる5区の加藤は「これまでの集大成として、悔いのない走りをしたい」、昨年の3区からアンカーの6区を任された栄は「みんながつないでくれたタスキと思いを、全力でゴールに運びたい」と抱負を語った。

 

 控えには上原千怜(薩川小)、川元結愛(神村学園高2年、金久中出身)、太田杏渚(古仁屋中2年)、神村仁子(同)、保田ひまり(古仁屋中3年)が入る。

 

 レースは26日午前10時スタート。大会の様子はテレビやラジオ、インターネットで生中継される。