IUCN調査、奄美2島で終了

2017年10月16日

自然・気象

奄美2島の視察を終えて沖縄へ向かった(右から)バスチャン・ベルツキー氏とスコット・パーキン氏

奄美2島の視察を終えて沖縄へ向かった(右から)バスチャン・ベルツキー氏とスコット・パーキン氏

 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)の世界自然遺産登録に向けた国際自然保護連合(IUCN)の専門家2氏による現地調査は15日、奄美2島の視察が終わった。記者会見した環境省那覇自然環境事務所の西村学所長らは「遺産の価値と保全の取り組みをしっかり説明できた」と手応えを示した。IUCN側からは「遺産の推薦地だけでなく、地域全体としての保全が重要」との指摘があったという。19日まで沖縄2島で現地調査がある。

記者会見した環境省那覇自然環境事務所の西村学所長(右から2人目)ら=15日、奄美市笠利町の奄美空港

記者会見した環境省那覇自然環境事務所の西村学所長(右から2人目)ら=15日、奄美市笠利町の奄美空港