大島学区は依然高率 目安点未満の受験者 英語、前年度比6・5ポイント増 高校入試結果

目安点に届かなかった受験者の割合(出身中学校所在地別)

目安点に届かなかった受験者の割合(出身中学校所在地別)

 【鹿児島総局】県教育委員会は17日、2018年度公立高校入学者選抜学力検査の結果を発表した。基礎的内容の設問を合わせた目安点(1教科90点中18点)に届かなかった受験者は英語が10・7%で前年度より6・5増えた。大島学区の目安点未満の割合は総得点、全教科とも県平均より高かった。

 

 18年度は募集定員1万2244人に対して9808人が合格し、倍率は0・87倍だった。総得点の平均は450点満点中238・6点で、前年度とほぼ同じだった。

 

 教科別の平均で前年度を上回ったのは数学と理科。国語と社会、英語が下回り、英語は目安点に届かない受験者が431人から1047人に増えた。

 

 大島学区で総得点が目安点未満の割合は11・0%と地区別で最も高く、唯一10%を超えた。前年度に比べて理科以外の4教科は全て悪化し、他地区との開きも大きかった。

 

 県教委高校教育課は目安点未満の人数が増えたことについて「基礎的、基本的な内容が十分に定着しているとは言えない」と分析。問題の難易度が上がったことが、英語の得点減の要因になったとみている。

 

 出題の傾向や誤答例を記した資料を県のホームページに載せた。小中高校に配って指導に生かしてもらう。