大正末期の写真など紹介 伊仙町、平家所有の70点を展示

展示された写真を鑑賞する来場者ら=15日、伊仙町阿権

展示された写真を鑑賞する来場者ら=15日、伊仙町阿権

 伊仙町地域おこし協力隊の加川京さん(29)が企画した写真展「阿権×平家×築100年×写真展」が14、15の両日、伊仙町阿権の平欽治邸であった。薩摩藩統治下時代の郷士で、旧伊仙村の戸長などを務めた平一族の子孫が所有する大正末期(1920年ごろ)から昭和30年代(55年ごろ)の写真約70点を展示やスライドで紹介した。

 

 写真展は町民が保管する古い写真の調査活動の一環で開催した。欽治氏(2009年逝去)の曽祖父で伊仙村などの戸長を務めた福鼎(ふくてい)氏をはじめ、平家の家族写真、犬田布、鹿浦両小学校で撮影した記念写真などを展示。地域住民らが多数来場し、当時を懐かしんだり、現在と風景の違いを確認していた。

 

 欽治氏のいとこで、家族写真にも写っている平陽子さん(68)は「写真展が開かれたことで、先祖の偉大さを実感した。昔を懐かしむ人がいてよかった」などと話した。