37人が看護師へ誓い新た 奄美看護福祉専門学校戴帽式

ナースキャップを身に付け、「ナイチンゲール誓詞」を唱和する学生=23日、奄美市名瀬

ナースキャップを身に付け、「ナイチンゲール誓詞」を唱和する学生=23日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で23日、第25回戴帽式があった。看護学科2年生37人が純白のナースキャップを身に付け、看護師を目指す決意を新たにした。

 

 戴帽式は、近代看護の基礎を築いたナイチンゲールの誕生日に当たる「看護の日」(5月12日)に合わせて毎年行っている。今年は新型コロナウイルスの影響で延期となり、会場を奄美文化センター(奄美市名瀬)から変更した。

 

 保護者や教職員、在校生ら約100人が見守る中、学生らは1人ずつナースキャップを授与され、全員で「我が手に託されたる人々の幸のために身をささげん」とする「ナイチンゲール誓詞」を唱和した。

 

 向井校長は式辞で新型コロナ感染者の治療に奮闘する医師や看護師を引き合いに、「皆さんの巣立ちを一刻も早くと待ちわびている人が大勢いる。看護師の卵として輝き、心一つに努力してほしい」と激励した。

 

 学生を代表して福澤菜保美さんが「新型コロナウイルスが脅威となり、私たちの生活も大きく変化した。当たり前のことが当たり前にできなくなったことは、患者の気持ちを理解する上で貴重な経験になった。実習で患者一人一人と真摯(しんし)に向き合い、多くの学びを得たい」と誓った。

 

 学生たちは今後、病院や施設などで実習を行い、国家資格の取得を目指す。