清水公園の改修工事始まる 供用開始は来年4月ごろ 瀬戸内町
2025年04月05日
政治・行政

完成イメージ図(瀬戸内町提供)
瀬戸内町にある清水公園の遊具広場とスポーツ(多目的)広場の改修工事が始まり、7日から2026年3月31日まで利用が規制される。供用開始は同年4月ごろを見込む。
改修工事は防衛省の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用。清水公園は指定緊急避難所になっており、駐車スペース確保による防災機能の強化、要配慮者へのバリアフリー化などを目指す。

工事が始まる清水公園=24日、瀬戸内町
主な改修内容は、有事の際に清水地区をはじめ近隣地区(瀬久井、嘉鉄、蘇刈、伊須)からの車よる避難を考量し、既設駐車場120台に対して276・7%増の452台分が駐車できるよう拡充。
その他、車いすで場内を移動できるよう園路の設置や、身体能力の違いに関わらず楽しめる設計のインクルーシブ遊具(コンビネーション2基、固定型2基、可動型5基)の導入などを予定している。
遊具広場(1工区)とスポーツ広場(2工区)の総事業費は3億7621万9900円。いずれも工期は359日間。