漂着の軽石、漁港で回収 船出せず、安全確保へ 笠利町

漁港に漂う軽石を回収する漁協関係者=18日、奄美市笠利町(提供写真)

 海底火山噴火の影響とみられる軽石が大量に漂着している奄美市笠利町の宇宿漁港で18日、奄美漁業協同組合が回収作業を行った。出入港の早期再開と安全確保を図ろうと、同港を利用する漁業従事者ら約10人が参加。一日がかりで10㌧ダンプ1台分ほどの軽石を回収した。

 

 漁協組合員の森哲太さん(39)らによると、12日ごろから港内に流れ込んだ大量の軽石で船を動かせない状態が続き、大潮の影響で日に日に浅瀬に運ばれる軽石の量も増えているという。

 

 森さんらは「1日ではとても回収しきれない量。清掃参加者は高齢の方も多いので、様子をみながら続けていくしかない」と話していた。

 

 軽石は奄美大島のほか、喜界島や与論島の海岸にも大量に流れ着いている。鹿児島気象台によると、約1200㌔以上離れた小笠原諸島の海底火山・福徳岡ノ場が8月に噴火した影響とみられる。