龍郷町自然観察の森 ヒカンザクラ開花を宣言
2018年01月11日
龍郷町は10日、長雲峠にある「奄美自然観察の森」のヒカンザクラの開花を宣言した。駐車場前の標準木がほころび始め、例年よりやや遅いが昨年より3日早い。昨年秋の台風の影響による狂い咲きで、周辺ではすでに満開になっている木もあるが、全体では一分咲きほど。2月上旬ごろに見頃を迎える。
ヒカンザクラは同町の町木。名所として知られる観察の森に約260本、森につながる基幹農道や本茶峠の旧国道も合わせると約千本が植えられている。来月には町内7カ所に170本の植樹も計画している。川畑力自然観察指導員は「2月いっぱいは花見が楽しめそう」と話している。