奄美のカエル8種20点 奄美図書館

2019年09月04日

カエルの写真を鑑賞する児童=1日、奄美市名瀬

カエルの写真を鑑賞する児童=1日、奄美市名瀬

 奄美大島に生息するカエルの写真展「奄美の森のカエルたち」が奄美市名瀬の県立奄美図書館で開催されている。奄美大島と加計呂麻島の固有種オットンガエルなどカエル8種の写真20点が展示され、来館者を楽しませている。10月25日まで。

 

 写真は神奈川県の写真家・松橋利光さん(50)が2015~18年に奄美大島で撮影した。展示作品には奄美野生生物保護センターの元職員・木元侑菜さん(28)の解説文が添えられている。

 

 写真展初日の9月1日は家族連れなどがオットンガエルの産卵や毒蛇ガラスヒバがアマミアオガエルを丸飲みする瞬間などの写真に見入っていた。

 

 鑑賞後にカエルの本を借りることを決めた奄美市立朝日小3年の国分翔君(8)は「カエルがガラスに引っ付いている写真が面白かった」と笑顔で話した。