鹿大生が児童らと交流 ゲーム、ギター演奏も 古仁屋児童クラブ
2023年08月23日
子ども・教育
サークル活動で瀬戸内町に滞在している鹿児島大学の学生7人が22日、古仁屋小学校の古仁屋児童クラブを訪れた。ゲームや楽器の演奏を通して児童らと親睦を深め、楽しく交流を広げた。
学生たちはクラシックギターサークルと奄美愛好会「ゆりむん」のメンバーで、奄美文化の体験や地域住民との交流を目的に14日ごろから順次来島。約1週間の同町での活動には、関係人口の創出などに取り組む民間団体「せとうちんちゅネットワーク」が協力している。
この日は児童25人が参加。学生らは「じゃんけん列車」「人間知恵の輪」など大人数で遊べるゲームで場を盛り上げ、児童らと活発に交流した。
クラシックギターのミニコンサートも行い、「星に願いを」など計5曲を披露。人気アニメのテーマソング「夢をかなえてドラえもん」「さんぽ」では、児童らも手拍子をしながら元気いっぱいに合唱した。演奏体験もあり、児童たちは興味津々な様子でギターに触れて学生から弾き方を教わっていた。
古仁屋小1年の久原いちづさん(7)は「ギターはとても良い音だなと思った。大学生たちと遊べて楽しかった」と笑顔。奄美愛好会「ゆりむん」の部長で農学部4年の中島朝飛さん(24)は母が同町古仁屋出身。「小さい頃からよく奄美を訪れていた。島の文化をほかの学生たちにも知ってもらいたい。交流では子どもたちが歌が好きな様子が伝わってきた。楽しんでもらえて良かった」と語った。