パラスポ体験、パフォーマンスも 龍郷町でこどもまつり

2022年05月02日

子ども・教育

屋内スペースでパラスポーツを体験する子どもたち=1日、龍郷町のりゅうゆう館

エフエムたつごうとASA奄美スポーツアカデミーは1日、龍郷町のりゅうゆう館(武野弘嗣館長)で「りゅうゆうこどもまつり」を開いた。屋内外の会場では障がい者競技のパラスポーツ体験やステージパフォーマンスなどが行われ、多くの家族連れで賑わった。

 

両組織は4月から、町に代わって同館を管理。施設が民間運営になったことを地域住民にも知ってもらおうと同イベントを開催した。

 

屋外にはキッチンカーや屋台が並び、体験ブースでは来場者らが電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」の試乗を楽しんだ。ステージには地元ミュージシャンや島唄教室の子どもたちなど計7組が出演。活気あふれるパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 

来場者らは屋内体育館でパラスポーツの2種目を体験。ボールを投げて目印からの距離を競う「ボッチャ」では、子ども同士や親子で対決し熱戦を繰り広げた。

 

初めてパラスポーツを体験した朝日中1年の鶴岡あいりさん(12)は「楽しかった。最初は簡単そうに見えたけど、ボールを投げるのが難しかった」と話した。

 

主催者でASA奄美スポーツアカデミーのクラブマネージャーを務める和泉和香さん(44)は「地域住民へのごあいさつのためイベントを開催した。障がいに関係なく皆が楽しめるパラスポーツを多くの人に知ってもらえれば」と語った。