夏休みの自由研究、総仕上げ  笠利町

2019年08月23日

子ども・教育

講師と一緒に貝の名前を確認する児童生徒=22日、奄美市笠利町

講師と一緒に貝の名前を確認する児童生徒=22日、奄美市笠利町

  奄美市教育委員会が主催する笠利地区の夏休み理科作品名付け会は22日、同市の笠利公民館であった。市内外の児童生徒ら40人が参加。夏休みの自由研究で集めた植物、昆虫、貝について講師の助けを借りながら名前を調べ、標本を完成させた。

 

 講師は當田嶺男さん(植物)、鮫島真一さん(昆虫)、圓忠造さん(貝)の3人が務めた。児童生徒はあらかじめ調べた名前が正しいかどうかや、調べても分からなかったものの名前を講師と一緒に確認した。

 

 貝の標本作りに取り組んだ赤木名中1年の浜崎悟空さん(12)は「地元にある貝に興味があって研究テーマに選んだ。集めたのは50個ぐらい。友達の標本を見て他にもいろんな貝があることが分かったので来年も挑戦したい」と話した。

 

 名瀬・住用地区の名付け会は26日、同市名瀬の奄美文化センターであり、植物、昆虫、貝、岩石の講師が児童らを手伝う。