子どもたち主役に　ステージやフリマに輝き　与論こども祭り初開催

第１回与論こども祭りが６日、与論町多目的屋内運動場であった。家族連れなど地域住民６００人余りが来場。子どもたちを中心としたステージ発表や音楽ライブ、マルシェなどを楽しんだ。

 

「島民の心と体を元気にしたい」とさまざまな支援活動を行っている町民有志団体ｓｍｉｌｅポノが主催。高校生が司会進行を務めた。

 

ステージは与論高校吹奏楽部の演奏で開幕。高校生バンドによる演奏のほか、地元の子どもたちが日ごろ学んでいる歌、ダンス、エイサーなどが披露された。販売ブースでは少年団や高校部活動がフリーマーケットを開催。全国を回っている講演家、古市佳央さんのトークライブもあった。

 

来場者からは「ステージやフリマで子どもたちが輝いていた」「売る楽しさや売れたときの喜びを体験できるいい機会だった」などの感想が聞かれた。

 

ｓｍｉｌｅポノの遠山えみこ代表は「子どもを真ん中に家族、地域の人々がさらにつながりを深められる祭りになった。皆さまの協力のおかげで子どもたちの生き生きとした姿を見ることもできた。感謝したい」と話した。