家族連れが夏の海満喫 安全な海遊びを実践 「マリンフェスタ」で交流 少年自然の家

2022年07月11日

子ども・教育

参加者がさまざまな体験活動で海遊びを楽しんだマリンフェスタ=10日、奄美市名瀬の朝仁海岸

県奄美少年自然の家(肥後昭文所長)が主催する恒例イベント「マリンフェスタ」が10日、奄美市名瀬の朝仁海岸であった。家族連れなど約80人が参加。さまざまな体験活動を通して夏の海を満喫し、互いに交流を深めた。

 

海遊びの楽しさや、海の事故防止などの啓発を目的に毎年開催している。奄美海上保安部、B&Gアマニコ海洋クラブ、大島北高カヌー部が指導やボランティアとして協力した。強い日差しの下、こまめな水分補給を呼び掛けるなど、熱中症対策を徹底して実施した。

 

この日のメニューは▽カヌー・SUP(スタンドアップパドル)体験▽海上安全教室▽いかだ体験│の三つ。参加者は3グループに分かれ、順番にいかだの組み立てやSUPの立ちこぎなどに挑戦したほか、海の事故から身を守る方法も教わり、安全な遊び方を実践した。

 

親子で参加した朝日小3年の前田克央君(8)は「SUPを上手にこぐことができて楽しかった」と笑顔。父の晋作さん(43)は「初めての参加なので楽しみにしていた。(子どもたちが喜んでくれ)自分自身もうれしい気持ちになった」と話した。