新川こどもまつり前に、こいのぼり作り 奄美市名瀬

2022年05月01日

子ども・教育

こいのぼり作りを楽しむ参加者=29日、奄美市名瀬

奄美市名瀬の奄美地区「新川こどもまつり」実行委員会は29日、5月8日にある同まつりを前に、こいのぼり製作教室を開いた。参加した子どもたちは色とりどりのこいのぼり作りを楽しんだ。

 

教室はこどもまつりの一環。新川に飾られるこいのぼりを、校区に限らず多くの子どもたちに作ってもらおうと実施した。

 

子どもたちはビニールに好きな模様や絵を描き、色紙を貼ったりして自分だけのこいのぼり作りに挑戦。最後に針り金とひもを付けて完成させた。

 

参加した松中陽輝君(9)と弟の大樹君(4)は「新川に飾られるのを楽しみにこいのぼりを作った。絵を描くのが大好きなので楽しかった」と話した。

 

実行委員会事務局の渡嘉敷誠さん(50)は「今年も地域の学校や事業所などの協力でたくさんのこいのぼりが集まった。より多くの人につながりを持ってもらい、地域の祭りとして盛り上げるために教室を開催している」と語った。

 

同地区のこいのぼり飾りは、20年以上前から実施している恒例行事。今年は学校や福祉施設などから集まった約400匹が飾られる予定。