領事館に協力要請　中学生の台湾訪問で　伊集院大和村長

大和村の伊集院幼村長は１０日、台湾の領事館に相当する福岡市の台北駐福岡経済文化弁事処を訪問し、陳銘俊処長と面会した。伊集院村長は、今年１２月に予定されている同村の大和中学校２、３年生１７人の台湾訪問について協力を要請。陳処長は積極的な支援を表明した。

 

大和中の生徒の台湾訪問は、村の将来を担う若者に国際的な視野を持ってもらおうと初めて実施。

 

陳処長を訪ねた伊集院村長は、訪問する生徒が台湾での貴重な経験を積むために、台北経済文化交流処の協力が不可欠であると説明。訪問先の学校の選定や現地での交流プログラムの調整などについて意見交換した。

 

陳処長は大和村の中学生の訪問を積極的に支援すると約束。訪問先の学校を台北市内の中学校に決めるとともに、現地の生徒との交流や文化体験にも積極的に協力するとした。

 

伊集院村長は、協力に感謝するとともに「大和村の中学生による台湾訪問は、地域の将来を担う若者たちにとって貴重な機会。彼らが異文化の中で成長し、国際的な交流の架け橋となることを願っている」と述べ期待した。