郷土発展願い親睦 総会に80人参加 東京住用会
2025年05月16日
郷友会

全員による六調などで盛り上がった東京住用会=11日、東京都品川区
東京都在住の奄美市住用町出身者などでつくる東京住用会(遠野健一会長、原良一幹事長)の第97回総会・懇親会が11日、東京都品川区の品川区立総合区民会館(きゅりあん)で開かれた。住用町出身者など約80人が参加。郷土の発展を願いながら親交を深めた。
遠野会長は「高齢化社会の現代、住用会も例外ではなく、70歳以下は少なくなっている。住用出身の方がいたら声を掛けて新しい会員を増やしていきたい」とあいさつし、会の発展へ関係者の協力を求めた。
東京奄美会の宮地正治会長や関西住用会の與島眞会長代行、奄美市住用総合支所の藤江俊生所長が来賓あいさつ。藤江所長は、今年3月に今後10年間の住用版地域創生戦略が安田壮平市長に答申され、自然を生かした稼ぐまちづくりや定住促進を目標に掲げたことなどを報告した。
懇親会は、東京山ゆり会の島唄で開幕。奄美大島出身の歌手の屋宮弘孝さんや橘みどりさんのステージ、東京奄美会女性部の「鹿児島おはら節」などが披露された。最後は六調に合わせて全員が踊り、にぎやかな雰囲気の中で次回の再会を誓い合った。