大浜、与名間は14年連続「AA」 県海水浴場水質調査

2024年06月21日

地域

14年連続の「AA」評価となった奄美市名瀬の大浜海浜公園=20日

【鹿児島総局】県は20日、2024年度実施の海水浴場水質調査結果を公表した。市町村管理(委託含む)の24海水浴場を調査し、17カ所が特に良好な水質「AA」、6カ所が良好な水質「A」、1カ所が「B」だった。奄美市の大浜海浜公園と天城町の与名間海浜公園は11年度以降、14年連続で「AA」と評価された。

 

調査対象の海水浴場は各市町村からの希望を踏まえて選定した。調査は4月中旬から5月上旬にかけて実施。ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度を調べ、水質を5段階で評価した。調査の結果、23カ所で水質が良好、1カ所で可と判定された。腸管出血性大腸菌О―157はすべての海水浴場で検出されなかった。

 

奄美群島内の海水浴場の水質判定結果は▽奄美市・大浜海浜公園(例年利用者数5万人)=AA▽宇検村・タエン浜(同6千人)=AA▽徳之島町・畦プリンスビーチ(同2万人)=AA▽天城町・与名間海浜公園(同2万人)=AA▽伊仙町・瀬田海海浜公園(同1万2千人)=AA▽和泊町・ワンジョ(同1万人)=AA▽知名町・沖泊海浜公園(同1万人)=A。