父子で「花の島」アピール ヒマワリ、サルスベリ見頃 和泊町皆川・皆村農園

2024年07月11日

地域

一斉に開花したヒマワリ=7日、和泊町皆川

【沖永良部総局】和泊町皆川の皆村農園は毎年この時期、県道一帯の畑にヒマワリを植え、通行人の目を楽しませている。集落内の町道には、同農園の畑沿いなど約500メートルにサルスベリ約500本を植え、花の島をアピールしている。

 

ヒマワリの植え付けは同農園の皆村正樹代表(41)が担当。今年は約20カ所の畑、面積計約400ヘクタールに、「長く花を楽しめるように」と時期をずらして植えた。花を楽しんでもらった後は緑肥として畑にすき込むという。正樹さんは「SNS(インターネット交流サイト)などでも発信しているので、たくさんの人に楽しんでほしい」と呼び掛けた。

見頃を迎えた通称・サルスベリ通り=5日、和泊町皆川

 

サルスベリは父の博幸さん(68)が60歳を機にこつこつと挿し木で増やしてきた。自身でサルスベリ通りと名付け、1人で管理。赤やピンク、白、紫など色とりどりの花が9月ごろまで楽しめるという。博幸さんは「花が好きで始めたが、皆さんにも喜んでもらえたらうれしい」と話した。