「レクダンスの仲間たち」初開催 奄美大島

2019年03月18日

地域

レクダンスの作品発表会を楽しむ参加者=17日、龍郷町りゅうゆう館

レクダンスの作品発表会を楽しむ参加者=17日、龍郷町りゅうゆう館

 全国のレクリエーションダンス団体が集う第38回「輪をつくろうレクダンスの仲間たち」奄美大島大会は16、17の両日、奄美市、龍郷町であった。島内外から約160人が参加。各団体のレクダンス作品発表や奄美の八月踊り体験などで交流を深めた。

 

 大会は参加者全員で主催し、年1回全国各地を巡回して開催している。鹿児島県での開催は初めてで、奄美市レクリエーション協会(山田豊裕会長)が主管。21都道府県から110人が来島した。

 

 初日は奄美市の集宴会施設で開会式があり、島唄や余興などを楽しんだ。

 

 最終日は龍郷町りゅうゆう館に会場を移して作品発表会があった。18団体がポップスや演歌などに合わせたレクダンスを披露し、参加者に教えた。地元の踊りを学ぼうと、奄美市名瀬浦上町の八月踊り体験もあった。

 

 大会発案者でBTRD(東京都)チーフプロデューサーの浦江千幸さん(68)は「当初は40人を見込んでいたが、たくさんの方に参加いただいた。格安の航空便があることも参加者が増えた要因だと思う。地元団体の受け入れ準備などの努力にも感謝している」と話した。

 

 三重レクダンス協会の飯田マリさん(71)は「初めての来島で観光も楽しみだが、今年も全国のレクダンス仲間と会えたのがうれしい」と笑顔で話した。

 18日は参加者を対象とした観光ツアーを予定している。