「奄美の野鳥」展、始まる 剝製や写真約280点 奄美博物館で9月4日まで

2022年07月24日

地域

奄美市名瀬の奄美博物館開館35周年企画展「奄美の野鳥―身近な鳥から希少種まで」が23日、同館3階企画展示室で始まった=写真。夏休みに合わせて9月4日まで。奄美群島に飛来した鳥の剝製49点と、群島内外で撮影した写真234枚を展示している。

 

毎年不定期で実施している同館の企画展。今回は利用者から寄せられた要望を基に「野鳥」をテーマとした。展示写真の大半を撮影し、企画展を担当する同館学芸員の平城達哉さん(31)は「できるだけ解説も添えた。多くの人に楽しんでもらいたい」と語った。

 

自由研究の情報収集も兼ねて家族で訪れた霧島市の天降川小学校6年、中野煌志君(12)は「アカショウビンとルリカケスは知っていた。実物も見たいな」と笑顔。一緒に見学した同小2年の妹・煌理さん(8)は「カワセミがきれい」と目を輝かせていた。

 

企画展は、通常の同館入館料▽大人310円▽大学生・高校生150円▽小中学生100円▽未就学児無料―で観覧可能。問い合わせは電話0997(54)1210奄美博物館。