「福元ダイコン」即完売 大和村で年末恒例のひらとみ朝市

2022年12月29日

地域

 大和村産の農水産物などを販売する年末恒例の「ひらとみ朝市」が28日、同村の思勝港緑地広場であった=写真。売り場には新鮮な野菜や魚介、正月飾りがずらりと陳列。村内外から訪れた買い物客でにぎわい、名物「福元ダイコン」はあっという間に売り切れた。

 

地産地消の推進による地域活性化を図り、村と農業委員会が毎年開催し今年で29回目。午前8時の販売開始前から来場者が詰め掛けた。一番人気は高地の福元盆地で栽培され甘みが強い福元ダイコン。今年も例年通り客が殺到し、開始後10分ほどで完売した。

 

夫や娘家族とともに同村名音から訪れ、福元ダイコンを複数購入した女性(60)は「手に入って良かった。正月料理でふんだんに使いたい」と笑顔。奄美市名瀬や龍郷町など村外から駆け付けた客も多く、会場は行き交う人々や飛び交う声で活気にあふれた。