どぅくさが一番! 130人がおがみ山ハイキング 奄美市名瀬

2023年02月27日

地域

山中でのミニゲームを楽しむ家族連れ=26日、奄美市名瀬のおがみ山

あまみ健康いきいきプロジェクト(通称D―1プロジェクト)実行委員会(泉昌江会長)は26日、地域住民の健康増進を目的に奄美市名瀬で「おがみ山ハイキング」を開催した。家族連れを中心に、2歳~75歳の130人が参加。ミニゲームや写真撮影を楽しみつつ、約2時間のハイキングを満喫した。

 

同プロジェクトは「1日一笑、1日百菜、1日万歩で目指せ健康!」をスローガンに行政、地域住民、NPOなどが協働。市民の健康づくり推進に取り組んでいる。「D―1」は「どぅくさ(健康)がいちばん」を意味するという。新型コロナウイルスの影響で中止を繰り返し、3年越しで初開催にこぎ着けた。

 

山中ではダンス体操や、コース途中に隠されている奄美市の公式キャラクター「コクトくん」の看板を探すミニゲームなども実施。子どもも大人も一緒に、体を動かすことを楽しんだ。ゴールのAiAi広場では7種の具材が入った栄養満点の豚汁など、スタッフ手作りの軽食が振る舞われた。

 

親子3人で参加した伊津部小4年の平井隆之介君(10)は「山を下りるのがきつかったけど、コクトくんを全部見つけられて楽しかった」と笑顔で話した。父親の真仁さん(48)は「おがみ山に登るのは初めて。思ったより勾配があり大変だったが、家族で楽しめた」と話した。

 

泉会長はイベントを終え「無事に開催できてよかった。参加者の意見を取り入れ、今後の活動に生かしたい」と語った。