フラワーアレンジメント学ぶ 沖永良部島産で作品作りに挑戦 和泊町の城ケ丘中

2022年02月17日

地域

フラワーアレンジメントに挑戦する生徒ら=15日、和泊町

和泊町の城ケ丘中学校(大野暁校長、生徒30人)で15日、フラワーアレンジメント教室があった。生徒たちは沖永良部島産の切り花などを使い、どの角度から見てもきれいに見えるよう、色の組み合わせや茎の長さなど考えながら作品を仕上げた。

 

和泊町切花品評会実行委員会と町教育委員会が主催。生徒が植物と触れ合うことで生命の尊さを学ぶとともに、花き生産への理解を深めてもらおうと企画した。

 

花材は、9日にあった町の切り花品評会に出品されたテッポウユリ、スプレーギク、グラジオラスなどを使用。講師は同町の福山生花店のスタッフ、寺原慶子さんらが務めた。

 

寺原さんは、約50㌢にカットしたグラジオラスを円形のスポンジの中心に挿し、どの角度から見ても花先を頂点に二等辺三角形の形になるように花を飾ると見栄えが良くなるとアドバイス。生徒たちは、真剣な表情で飾り付けを楽しんでいた。

 

初めてフラワーアレンジメントに挑戦した城ケ丘中3年の市来夏也さん(15)

は「最初は何もなかったところから、形作られていくのが楽しかった。作品は家に飾りたい」と笑顔で話していた。