合同会社で特産品開発/大和村

2017年04月04日

地域

合同会社「ひらとみ」を設立した大和村の伊集院幼村長(左)と地域おこし協力隊のメンバーら=3日、大和村

合同会社「ひらとみ」を設立した大和村の伊集院幼村長(左)と地域おこし協力隊のメンバーら=3日、大和村

 大和村は3日、農業生産や特産品開発などの事業展開を目指す合同会社「ひらとみ」を設立した。新たに採用した地域おこし協力隊の3人が運営を担い、2017年度は耕作放棄地を活用した果樹、野菜類の生産に着手する。農林水産業の振興を図って雇用の創出や移住・定住の促進につなげ、地域活性化を目指す。奄美群島の国立公園指定と世界自然遺産登録を視野に、伊集院幼村長は「交流人口が拡大する中で、地場産物を観光資源の一つと位置付け生産の確保を図りたい」と述べた。