奄美の4校に学校賞 体力アップ!チャレンジかごしま

2023年03月17日

地域

学校賞の賞状を受け取る6年生の中間陽斗君=13日、奄美市の市小学校

県内の児童生徒の体力向上を目的にした「体力アップ!チャレンジかごしま」の2022年度学校賞に、奄美から市小学校(奄美市)、大城小学校(和泊町)、亀津中学校(徳之島町)、知名中学校(知名町)が選ばれた。市小学校(中山克彦校長・児童5人)では13日、表彰伝達式があり児童に賞状が贈られた。

 

県では2021年度から10年間の計画で子どもの体力向上推進事業を展開。事業の一環として児童生徒が学級単位で体力づくりに取り組み、小学校6~7種目、中学校5種目の記録に挑戦する「体力アップ!チャレンジかごしま」を開催している。

 

22年度は小学校493校、中学校213校からの申告があり▽学級の申告率▽ランキング入賞数▽複数種目への取り組み―などに基づき小学校11校と中学校6校が学校賞に、小学校2校が特別賞に選ばれた。

 

市小学校では毎朝午前8時から約10分間を体力づくりの時間とし、記録更新に挑んできた。学校賞の受賞は2年連続。

 

中山校長は「やる気さえあれば切磋琢磨(せっさたくま)できる。自分を伸ばしていけることを忘れず、体力アップに励んでください」と児童を激励。大島教育事務所の宮里英樹指導課長が児童代表の中間陽斗君(6年)へ賞状を手渡した。

 

中間君は「立派な賞をいただけてうれしい。みんなで協力して、自分たちの記録を超えていくことが楽しかった。これからも体力づくりに励んでいきたい」と話した。