本場大島紬の魅力発信へ 新クイーンが知事表敬 鹿児島市

2022年05月11日

芸能・文化

塩田知事を表敬訪問した新本場大島紬クイーンの(右から)竹内さんと小川さん=10日、鹿児島市の県庁

本場大島紬織物協同組合(大瀬輝也理事長)の新しい「本場大島紬クイーン」に選ばれた2人が10日、鹿児島市の県庁で塩田康一知事を表敬訪問し、大島紬のPR活動に向けて意気込みを語った。

 

今年のクイーンは、映像制作プロデューサーの小川夏果さん(34)=鹿児島市=と、歯科衛生士の竹内里奈さん(28)=同=。今回で30回の節目を迎えたコンテストの最終選考会は「本場大島紬フェスティバル2022」(同市、3月25~27日)の最終日に行われ、約100人の応募者の中から2人に決まった。任期は2年間。今後、県内外で開かれる物産展など各種イベントに参加して大島紬の魅力を発信する。

 

小川さんは「海外での留学経験を生かして、日本だけでなく世界中の人たちに大島紬を知ってもらいたい」と抱負。竹内さんも「大島紬は昔からの憧れ。クイーンとして責任を持ち、新しい目線でアピールしていきたい」と笑顔で話した。