米作りの苦労や楽しさ味わう 和泊町 後蘭瑞穂の会が田植え

2023年04月18日

地域

力を合わせて田植えをする参加者=16日、和泊町後蘭

和泊町後蘭の住民有志で構成する後蘭瑞穂の会(前田重治会長)の田植えが16日、同集落の田んぼであった。集落住民、内城小の児童、保護者、職員ら約40人が参加し、米作りの苦労や楽しさを味わった。

 

後蘭は昔から米どころとして知られていたが、国の減反政策に伴い、1970年代に田んぼを畑に転換。稲作が途絶えたが、住民が「稲作の伝統を守り伝え、地域活性化につなげたい」と2016年に復活させた。土地は住民らが無償貸与した畑約900平方メートルを再造成した。

 

地域の高齢者の指導の下、参加者は一列になり、ロープの目印に沿って苗を植えた。腰まで泥に浸かって泥の感触を楽しむ児童もいた。参加した荒木繕次君(7)=内城小2年=は「田植えをするのは初めて。苗の植え方が深過ぎると注意されたことが面白かった」と話した。

 

前田会長(78)は「子どもたちが泥んこで体験したことを将来覚えていてくれたらうれしい。今後もできる限り米作りを続けていきたい」と話した。