老若男女80人が全力疾走 全島一決定戦大会 沖永良部島

2022年11月16日

地域

大人から子どもまで楽しく走った全島一決定戦大会=13日、知名町

【沖永良部総局】幅広い年代の地域住民が短・中距離走の自己記録更新に挑戦する交流会「第5回おきのえらぶ全島一決定戦大会2022」が13日、知名町の沖永良部高校グラウンドであった。2歳から73歳までの80人がエントリーし、自身の記録更新を目指して全力で駆け抜けた。

 

住民にスポーツの楽しさを知ってもらおうと、沖永良部スポーツクラブELOVE、元気!わどまりクラブ、一般社団法人ツギノバ、和泊、知名両町の陸上競技連盟が共催。

例年は100メートル走のみだったが、今年から50メートル、1500メートル走と家族で走るファミリー50メートル部門を追加し、参加する年齢層を広げた。

 

選手たちは学年・年代ごとにスタートし、他選手や家族らの拍手と声援を受けながらそれぞれの記録更新を目指した。会場の沖永良部高校の教諭らが飛び入り参加して会場を沸かせる場面もあった。運営には沖永良部高校の高校生たちもボランティアで協力した。

 

2歳の妹と父、母と一緒にファミリー50メートル走に参加した和泊町の吉陽永ちゃん(4)は「楽しかった。走るのが好き」と笑顔。母の悠さん(32)は「子どもたちが楽しんでいたのでよかった。来年も参加して記録を塗り替えたい」と話していた。