長生きしんしょれよ 老人福祉会館の敬老祝賀会 奄美市

2023年10月07日

地域

60人余りが出席し、健康長寿を祝った奄美市老人福祉会館の敬老祝賀会=6日、奄美市名瀬

奄美市老人福祉会館の敬老祝賀会(奄美市社会福祉協議会主催)が6日、同市名瀬のAiAiひろばであった。同館の利用者ら60人余りが出席。最高齢者や米寿者への記念品の贈呈、祝い唄、余興などがあり、みんなで健康長寿を祝った。

 

同館は市が設置し、同社協が運営。市の「悠遊長生き・健康づくり推進事業」で使われるなど、高齢者が体操やカラオケ、風呂などを楽しむ憩いの場となっている。

 

敬老祝賀会は、同館を利用する高齢者が一堂に会し、健康長寿を祝い楽しむことが目的。新型コロナウイルスの影響で過去3年間は中止しており、2019年以来4年ぶりの開催となった。

 

同社協の福山敏裕会長と安田壮平奄美市長のあいさつの後、出席者の中で最高齢の昇ミワさん(101)と米寿者7人に花束と記念品が贈呈された。昇さんや米寿者は健康の秘訣(ひけつ)を聞かれ「趣味は体操」「体操したり、お花を作ったり体を動かすこと」「作業で毎日動くこと」などと答えた。

 

「六十の手習い」で島唄や三味線を始めたという同市名瀬の佐藤隆幸さん(86)が「朝顔節」で祝ったほか、出席者や同館職員らが余興を披露した。敬老祝賀会中止期間中に米寿を迎えた出席者の紹介もあった。