「砂糖+ワン産業」目指せ =沖永良部でシンポ

2017年07月07日

社会・経済 

サトウキビ産業シンポジウムで意見交換する登壇者=6日、知名町

サトウキビ産業シンポジウムで意見交換する登壇者=6日、知名町

 サトウキビ産業の未来と沖永良部経済の持続的成長の在り方を考える「おきのえらぶサトウキビ産業シンポジウム」(沖永良部さとうきび生産対策本部主催)が6日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。サトウキビコンサルタントの杉本明氏は基調講演で沖永良部島型キビ産業構想を提案。「製糖工場は食糧生産と地域のエネルギー供給の拠点だ」として、新たな付加価値を地域にもたらす「砂糖+(プラス)ワン産業」を目指せと語った。地元糖業関係者らによるパネルディスカッションもあり、杉本氏提案のキビ周年収穫の可能性などについて語り合った。