「私が視た奄美」展はじまる 川崎聖一郎さん写真展 奄美パーク

2022年05月26日

社会・経済 

県奄美パークで始まった川崎さんの写真展=25日、奄美市笠利町

瀬戸内町の写真家・川崎聖一郎さん(35)の初個展「私が視た奄美」が24日、奄美市笠利町の県奄美パーク内奄美の郷イベント広場で始まった。奄美大島の風景写真や動物の写真など約30点を展示し、来場者を楽しませている。観覧無料。

 

川崎さんは古仁屋中学校卒業後、大島工業高校に進学。20歳ごろから写真を撮り始め、2019年から同町阿木名で観光フォトサービスを展開している。

 

会場には、夕暮れの海を泳ぐウミガメや、水面で勢いよく水しぶきを上げるザトウクジラ、アダンの葉陰からのぞく満天の星空など、ドラマチックな奄美の一場面を捉えた色鮮やかな作品がずらり。来場者は興味深そうに見入っていた。

 

千葉県から徳之島への帰省途中に立ち寄ったという大澤かおりさん(49)は「絶景ばかりで驚いた。奄美大島でゆっくり観光してみたくなった」と話した。

 

展示は6月21日まで。会期中に写真の入れ替えも予定している。