大和村の魅力発信 東京で「たんかんまつり」

2018年03月14日

社会・経済 

都内の商店街でたんかんまつりを開催し、トップセールスする大和村の伊集院村長(後方左から2人目)ら=3日、板橋区大山

都内の商店街でたんかんまつりを開催し、トップセールスする大和村の伊集院村長(後方左から2人目)ら=3日、板橋区大山

 【東京支社】大和村は3、4の両日、東京・板橋の商店街で「奄美大島・大和村たんかんまつり」を開催した。伊集院幼村長らが店頭に立ち、村で生産したタンカンをはじめ、奄美大島の特産品を販売。観光ガイドやパンフレット類も配布して奄美大島と大和村の魅力を発信した。

 

 イベントは、大山商店街ハッピースクェアであった。奄美出身の大和村観光大使、指宿桃子さんと伊成実さんが島唄を披露して街行く人々の足を止めた。タンカンは5㌔箱と1・5㌔袋売り合わせて300㌔用意し、完売した。

 

 伊集院村長と指宿さんは、商店街の青年部らが運営している動画放送番組「ハッピーロード大山TV」にゲスト出演。大和村や島唄の魅力をアピールした。

 

 買い物客らは「奄美のタンカンは友人から頂いておいしさは知っていたものの、量販店ではなかなか見掛けなかった。きょうは買うことができてうれしい」(60代女性)、「タンカンのジャムとスモモのシロップを購入した。手作り感満載でパッケージもよく、試食も丁寧で好感が持てた」(20代女性)などと話していた。