奄美の特産品ずらり 鹿児島市で群島フェア

2022年03月01日

社会・経済 

奄美各島の特産品を販売している「奄美群島フェアinかごしま」=28日、鹿児島市

「奄美・沖縄」の世界自然遺産登録を記念した「奄美群島フェアinかごしま」が2月25日から、鹿児島市の鹿児島ブランドショップで開かれている。旬を迎えたタンカンやバレイショをはじめ、奄美各島の特産品を数多く販売。3月27日まで開かれる。

 

同イベントは奄美群島観光物産協会が主催し、県特産品協会が協力。郷土菓子や黒糖加工品、奄美黒糖焼酎など約50品目をそろえた。スタッフによると、奄美大島産タンカンと沖永良部島産バレイショが特に人気を集め、販売初日から3日間で初回入荷分のタンカン50㌔、バレイショ20㌔がほぼ売り切れた。バレイショは今後、徳之島産も入荷を予定している。

 

県特産品協会事業部主事の堀脇大嗣店長は「新型コロナウイルスの影響で奄美に旅行に行くことはまだ難しいが、このような機会を通して少しでも島にいる気分になってもらえたら」と話した。