奄美は6市町35人 新型コロナ

2022年04月16日

社会・経済 

県と鹿児島市は15日、新たに628人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は1市5町で計35人だった。

 

奄美在住の新規感染者は奄美市22人(10歳未満から70代の男女)、龍郷町4人(10歳未満と30代の男女)、伊仙町3人(10代男性)、和泊町3人(10歳未満と30代の男女)、喜界町2人(10代男性)、瀬戸内町1人(30代男性)。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市366人、霧島市36人、鹿屋市と薩摩川内市が各34人、姶良市28人など。県外は6人だった。霧島市では、事業所の宿舎で新たにクラスター(感染者集団)発生が認定された。15日現在の感染者数は33人。

 

また、県は県環境保健センターによるゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型でより感染力が強いとされる「BA・2」の感染が新たに44例確定したと発表。累計で141例となった。変異株スクリーニング検査(8~14日)では、オミクロン株の可能性があると判明した475件のうち、BA・2疑いが244件(51・4%)だった。

 

感染者の累計は5万3827人。14日現在、医療機関に230人が入院し、919人が宿泊療養、4703人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は26人。