奄美6市町村で27人 県全体は401人 新型コロナ

2022年03月04日

社会・経済 

 県と鹿児島市は3日、新たに401人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。奄美群島在住者は1市4町1村で計27人だった。新たに感染者1人の死亡が確認され、死者の累計は129人となった。

 

奄美関係の新規感染者は、奄美市10人(10歳未満から60代の男女)、与論町6人(10歳未満から60代の男女)、天城町5人(10歳未満から40代の男女)、和泊町3人(10歳未満から60代の男女)、宇検村2人(30代と80代の女性)、伊仙町1人(10代男性)。

 

奄美のクラスター(感染者集団)関連では、1日認定の与論町・児童施設が4人増えて計32人。2月25日認定の知名町・児童施設と同28日認定の天城町・児童施設では、新たな感染者は確認されていない。

 

3日の発表で新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市194人、霧島市50人、姶良市27人、鹿屋市23人など。県外は2人だった。また、同日は新たに、屋久島町のサークル活動と日置市の学校でクラスター発生が確認された。

 

感染者の累計は3万2440人。2日現在、医療機関に304人が入院し、770人が宿泊療養、2393人が自宅待機している。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は55人。