黒糖焼酎は15点が優等銘柄 本格焼酎鑑評会表彰式

2022年03月16日

社会・経済 

奄美黒糖焼酎の製造場を代表して塩田知事から賞状を受け取った奄美大島酒造の有村社長(右)=15日、鹿児島市の県庁

2021酒造年度県本格焼酎鑑評会(県酒造組合主催)の表彰式が15日、鹿児島市の県庁であった。奄美黒糖焼酎は15点が優等銘柄に選ばれ、「じょうご」で受賞した奄美大島酒造(龍郷町)の有村成生社長が代表で塩田康一知事から賞状を受け取った。

 

表彰式は2月14日に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って2年連続で中止となり、審査結果のみ同組合のホームページで発表した。今回、感染状況が落ち着いたことから式を開催し、原料別に最も優秀だった製造場の代表者に賞状を授与した。

 

県本格焼酎鑑評会総裁の塩田知事は「本格焼酎は本県を代表する特産品であり、主要な産業。さらに世界中で愛される焼酎造りに励んでほしい」と述べた。

 

有村社長は「原料100%奄美産の自社商品が評価され、大変うれしく思う。これからも確かな品質の焼酎を造っていきたい」と語った。