大会成功へ連携強化 実施本部発足、日程など確認 かごしま国体
2023年04月05日
スポーツ
10月に鹿児島県で開催される「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会(特別国民体育大会・特別全国障害者スポーツ大会)」の実施本部発足式が4日、鹿児島市の県庁であった。本部長の塩田康一知事は「コロナ禍からの再生と飛躍を象徴する大会となるよう、一丸となって準備を進めたい」と述べ、大会の成功に向け連携強化を呼び掛けた。
実施本部は知事、副知事をはじめ各部局長らで構成。国体・全国障害者スポーツ大会局を中心に他部局にも協力を要請し、国体に約1200人、障害者スポーツ大会に約2100人を動員して大会運営に当たる。発足式では班別業務研修やリハーサルなど今後のスケジュールを確認した。
鹿児島県での国体、全国障害者スポーツ大会の開催は2020年に予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期された。
今回の国体は正式37競技、特別1競技、公開5競技、デモンストレーションスポーツ36競技を行い、障害者スポーツ大会は正式14競技、オープン3競技を県内各地で実施する。
また、今年で奄美群島が日本復帰70年を迎えるのに加え、国体競技が奄美で初開催されることから、群島での国体実施競技には「奄美群島日本復帰70周年記念」の冠称が付く。