大島、春夏甲子園へ王手 24日、鹿実と決勝 全国高校野球鹿児島大会

2022年07月23日

スポーツ

【大島-国分中央の準決勝】大島は2回2死一、二塁から有馬の適時打で前山が生還し先制=22日、鹿児島市の平和リース球場

第104回全国高校野球選手権鹿児島大会(県高校野球連盟など主催)は22日、鹿児島市の平和リース球場で準決勝2試合があった。学校史上初めて夏の大会で4強入りした大島は第2試合で国分中央と対戦。7―0の七回コールド勝ちで離島勢としても初めてとなる決勝進出を決めた。大島は24日、春夏連続となる甲子園の出場権を懸けて鹿児島実業との決勝戦に臨む。

 

大島は二回に2点を先制すると、三回にも4安打を集中し3得点とリードを広げ、六回も足を絡めた攻撃などで2点を追加して勝負を決めた。

 

大島のエース大野は七回を投げて被安打5、13奪三振、無失点。初回から三回にかけては6者連続で三振に打ち取り、この日最速の145㌔をマークするなど好投。調子の良さを印象付けた。

 

平日にもかかわらず三塁側スタンドには大島の部員の保護者や奄美出身者、ファンらが詰め掛け、熱い応援でナインの好プレーを後押しした。