大島高の大野、日本代表候補に 野球U18W杯「驚き、うれしい」

2022年04月02日

スポーツ

U18ワールドカップの高校日本代表1次候補に選ばれた大島の大野稼頭央投手=3月23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場

日本高校野球連盟は31日、今年9月に米国で開催予定のU18ワールドカップ(W杯)に参加する高校日本代表の1次候補29人を発表し、県立大島高校(奄美市名瀬)の大野稼頭央(新3年)が投手10人のうちの1人に選ばれた。

 

1次候補の選考対象は第94回選抜高校野球大会(3月19~31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場)に出場した選手。最終的には夏の全国高校野球選手権大会の期間中に選手20人を決定する予定。

 

発表を受け、大野は「甲子園で自分らしいピッチングができなかったので、なんで自分が、と思うくらい驚きが大きかった」と話し、「選んでいただけて非常にうれしい。今後の大会で結果を残して最終選考に残りたい」と意気込んだ。

 

大島の塗木哲哉監督は「チームを引っ張る立場の大野が、レベルの高い選手たちと交流することは彼自身のブラッシュアップにつながる。本人が野球を続けていく中で良い経験。ぜひ最終選考まで残ってほしい」と期待を寄せた。