近本選手が沖永良部島入り 自主トレ、23日まで 阪神タイガース

2021年01月12日

スポーツ

自主トレで沖永良部島入りした近本選手(右)ら=11日、沖永良部空港

自主トレで沖永良部島入りした近本選手(右)ら=11日、沖永良部空港

 【沖永良部総局】プロ野球、阪神タイガースの近本光司選手(26)が11日、自主トレのため空路で沖永良部島入りした。和泊町の沖永良部空港では、島内の野球関係者らが横断幕を掲げて歓迎した。23日まで滞在し、春季キャンプ前の体力づくりなどを行う。

 

 近本選手は沖永良部島での自主トレは初めて。同行するトレーナー、仲林久善さんのサポートを受け、和泊町の町民運動広場や知名町のELOVEトレーニングジムなどを拠点に練習する予定。

 

 歓迎セレモニーでは、伊地知実利和泊町長と今井力夫知名町長が「自主トレでしっかりと体力をつけてほしい」「島民挙げて歓迎する」などとあいさつした。

 

 昨季まで2年連続でセ・リーグの盗塁王を獲得し、今季から同球団の選手会長を務める近本選手は「今年は日本一と、リーグ優勝を目指し、チームを引っ張っていきたい。沖永良部島ではきれいな砂浜で走るのが楽しみ」と話した。

 

 近本選手は左投げ左打ちの外野手。2019年には159安打を放ち、セ・リーグの新人最多安打を記録した。仲林さんは沖永良部2世のボクシング・WBO女子世界スーパーフライ級前チャンピオン、吉田実代選手なども担当している。