選抜甲子園、きょう開幕 大島ナイン「早く試合したい」

2022年03月18日

スポーツ

熱戦の舞台となる阪神甲子園球場=17日、兵庫県西宮市

第94回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。32校が出場し、13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)の熱戦の火ぶたが切られる。2014年以来、8年ぶり2度目の出場となる奄美市名瀬の県立大島は大会5日目の22日、第2試合で関東王者の明秀日立(茨城)と対戦する。

 

新型コロナウイルス感染対策として、午前9時からある開会式は初日に試合を行う6校のみの参加。大島を含むその他26校は、行進する映像が球場のバックスクリーンで放映される。

 

開幕前日の17日、大島の3選手がオンラインで報道機関の取材に応じた。

 

武田涼雅主将は「やっと始まるんだな、長かったなと思っている。楽しみな部分が一番大きい。早く試合がしたい。お世話になった方々に感謝して、試合を見ていて楽しんでもらえるような野球ができたら」。

 

大野稼頭央投手は「いい感じに仕上げてこられている。ベストに近い状態。いつも通り自分たちらしい野球をして勝つことを意識して取り組みたい」。

 

西田心太朗捕手は「塁にランナーが出たら自分が全員返す気持ちでやっていきたい。甲子園という舞台での緊張は、ほぐれることはないと思う。どうせ緊張するものだと思って、練習してきたことを自信に変えてやっていきたい」とそれぞれ語った。