奄美地方、梅雨入り 沖縄に次いで全国で2番目

2022年05月12日

自然・気象

梅雨を彩るイジュの花=11日、奄美市名瀬

鹿児島地方気象台は11日、奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より1日早く、昨年より6日遅い。沖縄に次いで全国で2番目の梅雨入りとなった。奄美地方は今後1週間、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が続く見込み。

 

奄美市名瀬では午後から小雨がぱらつく天気となり、梅雨の訪れを告げるイジュの花が滴をまとって輝いていた。午前中は曇りだったため、傘を忘れた人も多かった様子。下校中の児童らは友達と一つの傘に入ったり、追い駆けっこをしながら家路を急いでいた。

 

奄美地方の梅雨明けは平年が6月29日ごろ、昨年は7月3日ごろ。昨年の梅雨期(5月5日~7月3日)の雨量は名瀬1037・5㍉、沖永良部606㍉だった。