実業団合宿、第1陣を歓迎 SGホールディングスグループ陸上競技部来島 奄美大島

2019年12月05日

スポーツ

奄美大島入りしたSGホールディングスグループ陸上競技部の選手ら=4日、奄美市笠利町の奄美空港

奄美大島入りしたSGホールディングスグループ陸上競技部の選手ら=4日、奄美市笠利町の奄美空港

 奄美大島での実業団合宿の第1陣となるSGホールディングスグループ陸上競技部(滋賀県守山市)の選手ら16人が4日、空路来島した。奄美市笠利町の奄美空港では奄美スポーツアイランド協会(福長敏文会長)の関係者らがのぼりや横断幕を掲げて歓迎した。奄美合宿は同市の名瀬運動公園を拠点に14日まで。

 

 同部は11月17日に和歌山県であった第62回関西実業団対抗駅伝競走大会で2年ぶり7度目の優勝を飾り、25年連続26回目のニューイヤー駅伝(来年1日、群馬県)の出場を決めた。奄美には毎年、1月上旬から中旬にかけて日本実業団連合冬季の「男子マラソン合宿」で他の実業団とともに訪れている。今回はニューイヤー駅伝前に向けた調整が目的。同部の中野剛監督らが温暖な気候や交通アクセスの良さなどから、奄美を選んだという。

 

 奄美空港での歓迎セレモニーで福長会長は「年明けの大会で活躍できるよう、暖かい奄美でトレーニングを積んでください」とあいさつ。チームを代表して飯沼健太選手が「毎年、いい環境で練習をさせていただいていており、チーム全員の調子も上がっている。ニューイヤー駅伝でいい結果を出せるようにしたい」と語った。7日には中野監督も合流するという。

 

 同協会事務局によると同日現在、今シーズンは来年3月にかけて陸上、野球、バレーなど約60団体を受け入れる予定。