ベルギーの企画マン来島 奄美FAMトリップで招待

 一般社団法人奄美群島観光物産協会と日本航空(JAL)が共同企画した、外国人向け招へい視察旅行「FAM(ファム)トリップ」で22日、ベルギー人旅行プランナー、イブ・バン・カイルゴムさんが奄美大島入りした。2泊3日で奄美大島と喜界島を回る。

 

ばしゃ山村で初めての鶏飯を堪能するイブさん=22日、奄美市笠利町

ばしゃ山村で初めての鶏飯を堪能するイブさん=22日、奄美市笠利町

 イブさんは日本とミャンマーを軸に、体験ツアーを主として手掛けるベルギーの旅行会社社員。自ら現地を訪れて旅行商品を企画したり、現地を案内したりするツアーコンダクターも兼ねる。

 

 同協会とJALは2018年から訪日外国人を対象に、奄美群島内で集落と観光が共存できる旅行の在り方を模索。地元住民との交流を主体にした新しい旅を企画し、関心を示したイブさんの会社を第1弾として視察旅行に招待した。

 

 今回の旅の特徴は行程の背景に▽遭遇▽導き▽冒険▽展望―と四つのテーマがあること。旅行を通して奄美の住民と自然の結びつきを学び、自らの生き方や文化を再発見する「物語」仕立てになっている。

 

 同日、イブさんはまず奄美市笠利町のばしゃ山村で鶏飯を試食。奥圭太取締役から鶏飯の歴史や奄美流おもてなしについて説明を受け、龍郷町の大島紬村で紬と自然の関係、大和村の国直集落でウミガメ保護の取り組みについて学んだ。夜は地元の人々がイブさんに島唄を披露。焼酎を酌み交わし交流した。

 

 イブさんは「鶏飯は想像以上に豊かな風味があり最高だ。奄美は本土と違い非常にリラックスでき、人々も親切。もっとこの島の風習や地域文化について知りたい」と話している。

 

 23日は喜界島でヤギ料理やお菓子作り、八月踊りの練習などに参加する予定になっている。