島食材の可能性学ぶ 栗原はるみさんが料理教室 喜界町阿伝

参加者に笑顔でアドバイスする栗原さん=20日、喜界町阿伝の喜界島薬草農園

参加者に笑顔でアドバイスする栗原さん=20日、喜界町阿伝の喜界島薬草農園

 料理研究家の栗原はるみさんを講師に招いた料理教室が20日、喜界町阿伝の喜界島薬草農園(石原健夫代表取締役)であった。町生活研究グループのメンバーら25人が参加。ゴマなど島の食材と調味料を使い、栗原さんから家庭料理の基礎と島食材の可能性について学んだ。

 

 料理教室は同農園の地域貢献事業の一環。島にある食材や調味料のさらなる活用を目指し、新商品の開発や研究につなげようと2018年度から3年計画で進めている。

 

 栗原さんが島に興味を持っていたことと、喜界島特産のゴマに思い入れがあったことから今回の来島が実現した。同農園専務取締役の渡辺前二さんは「栗原さんは家庭料理を中心にデザートやソースなどレシピの幅が広く、人柄もフレンドリーで地域の方々と交流するには適任だと思った」と語った。

 

 メニューは「豆腐のごま汁」と「和風マーボー豆腐」の2品。栗原さんが解説しながら実演し、参加者はアドバイスを受けて調理した。栗原さんは「ゴマは温かいうちに使うことで香りがよくなる。まずはきちんと調味料などの分量を量って」と助言。家庭でできる簡単なレシピを口頭で伝えたりしながら和やかに進めた。

 

 地域住民と交流した栗原さんは「喜界島は思った通りのいいところ。人も食べ物も最高」と喜界島を気に入った様子だった。参加した志戸桶の南村忍さんは「調味料などの分量をきちんと量ることを実践したい。ごまの香りがとても良かった。わが家でも挑戦したいメニュー」と話していた。

料理教室で作った「ごま油が香る和風マーボー豆腐」

料理教室で作った「ごま油が香る和風マーボー豆腐」