潮風に揺れるアッタドコネ 切り干し作りに精出す 奄美市名瀬有良

約200本分のダイコンをロープに下げていくメンバーら。早ければ3日で乾燥するという=19日、奄美市名瀬有良

約200本分のダイコンをロープに下げていくメンバーら。早ければ3日で乾燥するという=19日、奄美市名瀬有良

 1月も下旬に入り、朝晩の冷え込みが強まってきた奄美地方。各地で冬の風物詩、切り干しダイコン作りが見られるようになった。小さくカットされたダイコンがロープや籠に並べられ、寒風にさらされている。

 

 奄美市名瀬有良集落は伝統野菜アッタドコネ(有良ダイコン)の産地で知られる。気温10・2度と今年一番の寒さとなった19日、女性有志グループ「あったどこねくらぶ」(豊智恵子代表)が切り干し作りに精を出す姿が見られた。

 

 有良の強い潮風を受けたアッタドコネの切り干しはミネラルたっぷりでファンも多い。今期は暖冬の影響で生育不良が多く、生ダイコンの販売量は少なめに。半面、規格外も使える切り干し用は例年の2倍以上となった。豊代表(68)は「奄美ティダの環のお中元セットや自家用に使う予定。いつもより多くの人に出回るのでは」と話した。