「石ころも宝に」/加計呂麻、案内人増やそう―モニターツアー

2015年11月23日

地域

大屯神社で石に刻まれた和歌の意味を考える参加者=21日、瀬戸内町諸鈍

大屯神社で石に刻まれた和歌の意味を考える参加者=21日、瀬戸内町諸鈍

 自然、文化、人情…。地域に眠る観光資源を掘り起こしてプログラムを作ろうと瀬戸内町の加計呂麻島で21日、モニターツアーがあった。3歳から73歳まで10人が参加し、「奄美大島の奥座敷」と呼ばれる島の一味違った魅力に触れた。主催者は「素材は山ほどある。多くの人と共有し、案内人を増やしたい」と話している。モニターツアーは今回が2回目。宣伝用の写真も撮影し、いずれはメニューを公開する。「都会からの一人旅に奄美大島からの行楽客と加計呂麻観光の裾野は広い。観光を生業にできる人材が育てばうれしい」(主催者)。